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2015.05.11 新緑の比良山系 武奈ヶ岳と堂満岳、武奈ヶ岳周回登山 (其の一;堂満岳) [山歩き]

本当は4月に計画していた滋賀県の名山、武奈ヶ岳。残念ながらその日は天気が崩れるとの予報で急遽登る山を変更し、計画が流れてしまいました。
そしてその一か月後の5月11日、漸く武奈ヶ岳登山が現実のものになりました。
この山、以前からかなり気になっていた山で、予てから登りたいと思っていました。計画も何度もしましたっけ。しかし実現はされませんでした。
まず登山口が地元から遠いということ。滋賀県と言っても琵琶湖の向こう側。やはり実行には勇気が要りました(笑)。そしてこの山を熟知している方が当時はいなかったということ。色んな山の情報を摂取していくうちに、この山は道迷いによる遭難が多いということ。などなど…。
しかし、考えてみたらどれも克服できることだったのです(笑)。

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この春、武奈ヶ岳登山の呼びかけをしたら、思いのほか参加していただける方が多く、勇気付けられました。しかも、最近ご一緒していただけるようになった滋賀の山友さん(ケイさん)が武奈ヶ岳は何度も登られているとのこと。これは嬉しいですね。
早速、ケイさんとルートやCTを入念に計画。満を持して遂にこの日がやってまいりました。

ルートは色々案を出した結果、イン谷口から青ガレ(ケイさんお薦めのガレ場)、金糞峠を経由してまずは、この時期石楠花がとても綺麗だという堂満岳に立ち寄ります。そして再び金糞峠に戻り、コヤマノ岳から武奈ヶ岳山頂へ。
山頂の景観を楽しんだあと、下山は八雲平、北比良峠を経て登山口に戻るという周回登山に決定。

当日は絶好の天気。ワクワクしますね。本日のメンバーは自分を含めて総勢7人。さぁ、楽しみ登山が始まります♬

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早朝4時に自宅を出て、一路武奈ヶ岳の登山口、イン谷口へ向かいます。順調に行けば7時には北比良に到着します。途中SAか道の駅でゆっくり休憩すれば…なんて余裕を考えて行動していたのですが、なんとここでアクシデント。名神彦根ICと八日市ICで事故の為通行止めに。Σ(゚д゚lll)ガーン
とりあえず養老SAで車を停め、参加者の方々に別ルートを教えてもらいます。最速は米原ジャンクションから北陸自動車道に入って木ノ本ICで降り、8号線、303号線を経て161号のバイパスを南下するルートで向かうことになりました。全く踏んだり蹴ったりで、朝から滅茶苦茶な遠回りをして現地入りとなりました。
ま、早めに家を出たということが幸いしてほんのちょっとの遅れで済んだのが良かったです。

朝っぱらからバタバタしてしまいましたが、なんとか全員揃い、いよいよ武奈ヶ岳登山のスタートです。イン谷口駐車場を出発です。名神高速の事故による通行止めでいきなりのハプニングがあり、定刻より少し遅れての取り付き。

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大山口に到着。いよいよ武奈ヶ岳登山の始まりです。

武奈ヶ岳(ぶながたけ)は、滋賀県大津市にある標高1214.4mの山。滋賀県西部、湖西地方に位置する比良山地の最高峰。琵琶湖国定公園の一部で、日本二百名山、近畿百名山の一つに選定されています。
武奈ヶ岳は、釈迦岳を最高峰とする北比良、同じく蓬莱山を中心とする南比良に対して、比良山地の北部を占める奥比良に位置しています。以前は山麓から山頂に比較的近い北比良峠までリフトやロープウェイで結ばれていたほか、スキー場を有するなど京阪神近郊有数の山岳観光地でありましたが、今日ではこれらは全て廃止されています。
武奈ヶ岳という山名は、中腹部にブナの木が多く生えていることに由来していると言われています。山頂からは360度の展望を楽しむことができ、晴れた日には遠く御嶽山や白山をも望むことができるとされています。さぁ、本日は御嶽や白山の眺望は出来るのでしょうか。楽しみですね。

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新緑眩しい登山道を歩きます。気持ちいい登山道です。

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登山道脇に咲くお花も綺麗。

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なだらかな登山道から徐々に標高を上げていきます。

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イン谷口から沢沿いを登っていくこのルートは「山と高原地図」によると登山道としては破線になっています。つまりバリルートということに。聞いてみると後に歩くことになる "青ガレ" とその周辺が結構なガレ場になっていて事故が起こりやすいのだと言います。ただルートとしては武奈ヶ岳山頂までの最短ルートになるし、その "青ガレ" がやっぱり楽しいのだと言います。沢沿いにほぼ直登なルートなので、多少急登にもなっているとのこと。
確かに一気に真っ直ぐに登っていく道になっていますね。

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沢沿いの登山道。いくつかの堰堤を横に登っていきます。堰堤から落ちる沢の水の音が心地いい。

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大分登山道の足元がガレてきました。いよいよ "青ガレ" に突入でしょうか。

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さぁ、ここからが武奈ヶ岳で有名なガレ場、"青ガレ"。 本当、見事なガレ場ですね。

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大きな岩を踏み外さないよう注意して登っていきます。

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かなり標高を上げてきましたね。後ろを振り向くと、琵琶湖がドーン! そして琵琶湖は 見事な雲海でした。木々の間から見える幻想的な眺望です。

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綺麗な緑の木々の中を登っていきます。足元はガレ場ですけどね(笑)。頭上の緑の美しさに気を取られていると、足を踏み外してしまいそうです(笑)。

そしてこの辺りからお花たちも目立ってきました。緑多き山のお花たちの登場です。

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ピンクで愛らしいイワカガミも群生していましたよ。

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そしてこれは珍しい、真っ白なイワカガミ。話には聞いたことありますが、この目で観たのは初めて。

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期待していなかったシロヤシオも綺麗に咲いていました。

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本当新緑が眩しい! 今日は天候も素晴らしく、余計に緑が輝いていました。

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更にガレ場を登っていきます。

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峠まであと一息。最後の急登。しかし、ここの急登がまたキツイ(笑)。

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金糞峠に到着です。この金糞峠から武奈ヶ岳方面と堂満岳方面に分岐します。まずはピストンで堂満岳に向かいます。堂満岳は石楠花の群生が有名。石楠花、まだ咲いているかな?

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背後、登ってきた急登の遙か後ろの方には琵琶湖。ここでもまた雲海が幻想的です。
少々峠で休息した後は、堂満岳へ。峠から伸びる尾根道を歩いていきます。

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金糞峠からの尾根歩きはシロヤシオの群生が出迎えてくれました。

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シロヤシオ、昨年あまり見れなかったので感激です。今年は当たり年かな。それにしても美しく咲き誇っていますね。

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お目当ての石楠花が咲いていますが、疎らです。もう終焉の時期?

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尾根道の木々の隙間から観ることが出来る琵琶湖と雲海。ここからも綺麗です。今日は一日琵琶湖に癒されそう。

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新緑の気持ちいい縦走路。

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登山道脇にも小さくて可憐なお花がいっぱい。

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ここにも白いイワカガミが咲いていました。

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そしてこちらは定番のピンク。可憐だなぁ。

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縦走路から眺める琵琶湖。雲海が陽の光で輝いていますね。美しいです。

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登山道からちょっと離れた斜面にはまだ石楠花が咲いています…が、もう大半が落ちちゃっていますね。

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そんな中、綺麗な石楠花の花、見つけました。

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石楠花に代わって堂満岳への縦走路はシロヤシオストリートとなっています。

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シロヤシオの群生。青い空と緑の山、そしてシロヤシオの白色がコラボレーション!
そして…

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堂満岳 (標高1,057m) に到着。
堂満岳(どうまんだけ)は、滋賀県大津市にある標高1,057mの山。別名は近江八景の「比良の暮雪」にちなみ "暮雪山" といいます。 比良山地の稜線が琵琶湖寄りに張り出したところにあり、山麓や琵琶湖の対岸からよく目立つ山となっています。

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山頂から東側へ琵琶湖に向かって稜線が延びており、堂満東稜道という登山道が整備されています。 途中の標高約500mの地点には、"ノタノホリ" という池があり、モリアオガエルが生息していることで有名なのだそうです。 東稜の北側と南側は急斜面となっていて、それぞれ北壁、南壁と呼ばれています。山頂付近や北側の金糞峠にかけての尾根にはホンシャクナゲが多く見られるとのことでしたが、今年はやはり早かったようで、代わりにシロヤシオが目を和ませてくれました。

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堂満岳山頂からの琵琶湖。今日は良く晴れ渡って、通常は綺麗にはっきりと眺望が出来るのですが、この時期特有の「春霞」が返って幻想的な世界を醸し出しています。

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山頂には既に単独で登られている方が、木陰で座って休憩してみえました。その方はほぼ毎日のようにこの堂満岳に登っていらっしゃるとのこと。

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さぁ、堂満岳登頂の記念に山銘板を囲んで皆で記念撮影。
堂満岳からの眺望を暫し堪能。いい気分です。お目当ての石楠花ロードは観ることが出来なかったけど、代わりに真っ白なシロヤシオに可憐なイワカガミ、中でも真っ白なイワカガミも観ることが出来て良かったです。
そしてこの山頂から望む絶景。もうこれだけで充分ですよね。いい景色を観させてもらいました。

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さて、元来た金糞峠に戻りましょう。
しかし、この金糞峠、凄いネーミングですね(笑)。
この「金糞」、同じ滋賀県の山に "金糞岳" という山も存在していて、どちらも強烈な印象を受ける名前なのですが、由来を調べてみると、昔この地方に古い鉱山跡がいくつもあり、その周辺には製鉄遺跡があります。鉱石を溶精する際に生じる金屎(かなくそ)が、名前の由来であるとのこと。
この地方の御殿様が憚った「金色のうんち」かと思いましたが、そうじゃないんですね(爆)。…ま、同じような意味合いだと思いますが(笑)。
その他にもここ比良山系には鈴鹿の山々同様、ちょっと風変わりな地名や山が多くあります。イン谷口やイブルキノコバ、東レ新道などなど。鈴鹿同様にこれらの名前の由来を紐解きながら登るのも楽しいかもしれませんね。
さてさて、そんな冗談も話しながら、その金糞峠に到着です。

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さ、いよいよこれから本日の目標とする山、武奈ヶ岳に向かいます。
この続き、武奈ヶ岳登頂は、次回の第二章でお伝えしたいと思います。乞うご期待を。

※ 第二幕の記事はコチラ

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--本日の山行ルート(イン谷口から堂満岳)--
07:37 イン谷口 発
08:03 大山口
08:34 青ガレ
09:06 金糞峠
09:09 金糞峠 発
09:18 金糞峠西側下の分岐
09:25 金糞峠
09:42 東レ新道分岐
10:08 堂満岳
10:19 堂満岳 発
10:40 東レ新道分岐
10:52 金糞峠 着

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コメント 8

えれぇこった2号

ぼのさん

おはようございます♪
高速の事故多いですよね!!
何個も事故が続き何時間も動かない事多々あります。
なので我が家は、夜出て車中泊するようにしてます。
イン谷口からの金糞峠、堂満岳コヤマノ岳から武奈ヶ、八雲平、北比良峠ってコースは逆だけど歩いたことあります。

比良山は旦那が小さい頃、秘密基地って自転車で2時間位掛けて今津から遊びにきてた所なんでちょこちょこ家族で秘密基地の場所でテント泊したり、北比良峠はまったりテント泊したい時など良く行ってました。

石楠花が綺麗ですよね!

そうそう武奈ヶ岳の遭難多いですよね(^^;;
by えれぇこった2号 (2018-05-21 08:57) 

ぼの

えれぇこった2号 さま、
こんばんわ。
比良峠のあの広々とした展望地は素晴らしいですよね。
あそこにテント張って、ご来光眺めたら気持ちいいんでしょうね。
この日もひと方テント張っておみえでした。
来季はここにテント担いで登ってみようかなと思ってます。

武奈ヶ岳での遭難ですが、歩いてみたら意外に道もしっかりついていて、結構明瞭な道だったと思うのですが、やはりバリルートへ入り込むと迷いやすいのでしょうかね。
地図、コンパス持参で入山してないのかな?

by ぼの (2018-05-22 00:14) 

ローリングウエスト

比良・武奈ヶ岳は18年前に家族登山をしましたが実にバリエーションが豊富な山だと感心しました。
by ローリングウエスト (2018-05-22 06:22) 

えれぇこった2号

ぼのさん

遭難される方、地図もコンパスも持ってない方多いですよ!
おまけに登山届けも出されてないとか(^^;;
特に雪の時に、ルートわからず前の方に必死でついて行くって方もいらっしゃったり。
冬場は色々な踏み跡があるので、下山時に迷う方多い様です!イン谷からの武奈ヶ岳ではあまり聞きませんが。
by えれぇこった2号 (2018-05-22 08:39) 

yuko

楽しみに思える登山って良いですね!
危険なことも多いかもしれませんが、楽しんできてくださいね!お天気が良いこと願ってます!
by yuko (2018-05-23 21:34) 

ぼの

RWさま、
私もこの比良山系は初めて登ったのですが、良い山でした。
特にブナの原生林と、まだ本編には触れていない所ですが、山頂直下の素晴らしい眺めは最高でした。
by ぼの (2018-05-26 00:52) 

ぼの

えれぇこった2号さま、
やはりですか!
地図、コンパスは山登りでは必須ですよね。
更に登山届も出していないとは!
そりゃ遭難してもおかしくないです。

by ぼの (2018-05-26 00:54) 

ぼの

yukoさま、
ありがとうございます。
確かに危険は伴いますが、それをクリアして素晴らしい眺望を眺める…。
それが醍醐味かもしれないです。
充分気を付けて楽しんでいきたいと思います。
「無事怪我なく帰る」これがモットーです(*^^)v
by ぼの (2018-05-26 00:57) 

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