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2018.04.26 鈴鹿の奥座敷、最後の秘境「イブネ・クラシ」 (其の一:新緑の千種街道) [山歩き]

最近、鈴鹿の山に魅了されています(笑)。今回もまた鈴鹿の山。今回は先日その名前の由来の記事でご報告していた「最後の秘境」とも言われている、鈴鹿の奥座敷「イブネ」と「クラシ」。
いつも御在所岳へ登って、望湖台から眺めていた奥座敷。

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最近知り合った滋賀のお友達にイブネに行く計画を聞き、同行させていただくことになりまして…。しかし、口コミって恐ろしいですね(笑)。次々に話が伝わり、当初三人の予定が最終的には総勢9人の大所帯に(笑)。
まぁ、気心知れた仲間たちですから、ワイワイと賑やかに登るのもいいかもしれませんね(笑)。
当初は釈迦ヶ岳登山の取り付きに利用した朝明渓谷の駐車場からの予定でしたが、前日までの雨により、増水が懸念され、急遽反対側の滋賀県は甲津畑から取り付くことに変更。直前に下見をしに行ってくれた滋賀の友人に感謝です。

ルートは甲津畑から千種街道を歩き、杉峠を経てイブネに向かう計画です。総勢9人の御一行様、ワイワイと楽しく賑やかな山行の始まりです。

その第一幕は、歴史街道で知られる新緑の千種街道歩きをお伝えいたします。

序章的な章、イブネの語源についての記事はコチラをご覧くださいませ。

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当初の集合時間8時を少し繰り上げて、7時半に集合。朝5時半に地元を出発し、ギリギリでした(苦笑)。

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甲津畑登山口に到着。各自準備して集まります。本日は総勢9人のトレッキング。楽しくなりそう♬
前日までの雨で地面はまだちょっと濡れている状況ですが、天気は確実に良くなる傾向です。さ、楽しんでいきましょう。

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登山口のとび太くん。鈴鹿10座は登山口に必ず建てられているそうです。流石東近江市(笑)。

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登山口のとび太くんの前で、とび太ポーズ(笑)。

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まずは林道歩きからスタート。千種街道起点に向かいます。

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歩き出していきなりのイワカガミ♬ 今回この千種街道でどれだけのお花に出会えるのかなぁ。

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歩き出して程なく、千種街道の起点に到着。

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千種街道の案内板。杉峠までは千種街道歩きです。

千種街道(別名・千草街道 "ちくさかいどう")は、かつて伊勢国の桑名方面から鈴鹿山脈の根の平峠と杉峠を越えて近江国愛知郡を結ぶ江戸時代までの街道で、千種越え(千草越え)とも呼ばれていました。
現在の三重郡菰野町の千種(千草)から根の平峠と水晶谷を渡り雨乞山の北部の杉峠を越えて滋賀県東近江市永源寺町甲津畑に至り、その先の如来で八風街道と一緒になり近江八幡や八日市方面に至る伊勢国と近江国を結ぶ道の一つであったと言われています。
中世期には、近江蒲生郡の四本商人による近江国と伊勢国桑名を結ぶ重要な商業ルートであり、千種氏から峠越えの流通独占権を認められ、その見返りとして役銭を支払っていたという記録があるそうです。
また、近江側からの鈴鹿山脈を越えて伊勢湾側に至るルートの一つでもあり、軍事的にも政治的にも注目された道でした。なかでも織田信長が千種越えの際に杉谷善住坊に鉄砲で狙撃された事件や、浄土真宗の蓮如上人の隠遁縁起は有名です。この街道の途中には信長を狙撃するために隠れた「善住坊の隠岩」や「蓮如上人の旧跡」等が残っていて歴史探訪としても興味深い街道ですね。
ちょっと街道マニアには堪らないルートかもしれません…が、本日の目標はイブネです(笑)。

さて、ここでちょっとした発見が! この起点の案内板に間違いが…
案内板による標高の表記なのですが、杉峠が標高1,042mなのにその上をいく雨乞岳の標高も1,042mになってるんですよね(笑)。ちなみに雨乞岳の標高は1,238 mです。

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間違いを発見し、指摘する図(笑)。東近江市様、訂正してくださいね(爆)。

さ、前置きはそのくらいにして本題に戻りましょう。
いよいよ千種街道をスタート。道の状況は、先ほどまでの林道と同じような感じですが、舗装道ではないですね。しかし、歩きやすい道です。

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苔生した石垣。いい感じです。

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そしてここが、杉谷善住坊が織田信長を暗殺するために隠れたといわれる岩。
ちょっと下の方まで観に行ってきましょ。

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勇者二人が観に行ってくれました。岩の下は沢が流れていて(渋川)、結構険しく、隠れるのには丁度いい岩陰があったとのこと。写真は冒険に行った友人に撮ってもらったものです。

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隠れ岩を越え、樹林帯の覆う気持ちいい街道を歩いていきます。木々の隙間から洩れる木漏れ陽が心地いいですね。

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街道脇に咲くお花も綺麗です。

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ほどなく、川を渡る橋が見えてきました。今回は何度かの渡渉もあります。雨による増水がちょっと気になるところですが…
まず一本目の橋を渡ります。

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ちょっと水の量が多いかな? 流れもありそうです。

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段々と街道っぽさがなくなり、登山道になってきました。

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タイジョウとの分岐に到着。ここで小休止。街道唯一のお手洗いもあるので、ここで済ませておいた方が賢明ですね。

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タイジョウへの分岐の案内板。
これ持って「タイジョー!」ってシャレ言ってます(爆)…バカですねぇ(笑)。

少し息を整えたら、先に進みましょう。

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本日二本目の橋。段々橋が簡素化してきてます。そして歩き難い?

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そしてすぐに三本目の橋を渡ります。道も山岳道にはいってきました。

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渋川の上流のほうはかなりガレていますね。

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ツルベ谷出合到着。ここは野生のリスに出会えるとのことですが、今回は現れてくれませんでした。
誰ですか?「鶴瓶!」なんて叫ぶ人(笑)。
ここに元集落があったそうで(旧塩津々集落)、当時の石垣も残っているそうです。

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ツルベ出合を杉峠に向かって行きましょう。

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素晴らしい緑! 新緑の山歩きですねぇ。美しく、とても気持ちがいいです。癒されますねぇ。

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美しい新緑を眺めながら山の斜面をトラバース。

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渋川をまた何度目かの渡渉。

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苔も昨日までの雨をたっぷり含んでプックリ、いい感じでした。

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暫く歩くと、小屋が見えてきました。蓮如上人の旧跡です。

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蓮如上人の旧跡で休憩を摂りましょう。それにしても緑が美しい。このままこの街道歩きだけでも十分満足してますよ(笑)。

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小屋には「蓮如と頓入一夜泊りの窯」と書かれています。

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小屋の中にはその当時の模様が絵で描かれていました。

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樹林帯の中なので、いまいち天候状態がわかり難かったのですが、いよいよ天気も良くなってきましたね。青い空が見えます。

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蓮如上人の旧跡を出発し、暫く歩くと大きい老木。

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ここで、記念撮影(笑)。まず御婦人方。

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そして男性陣。…なぜ男女分かれたかは意味不明ですが(笑)。
そしてなぜかこのポーズがこのパーティのグループポーズになってしまいました(爆)。

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再び山の斜面をトラバースする形で進みます。

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周りの木々、本当に綺麗ですね。しかしこれが夏になってくるとメチャクチャ臭うんですよねぇ(笑)。

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再び沢を渡ります。この橋、かなり歪んできていて、ちょっと怖いですね。しかもこの部分の沢の流れも急…。

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ちょっと危ないかもしれないので、一人づつ順番に渡ることにしました。橋の下の方、崩れていますものね。

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岩の間を滝のように流れ落ちる沢の水…。

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渡りきると九十九折れの登りが待っていました。いよいよ道が険しくなってきました。

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滝のように落ちる沢の間のガレ場を渡ります。

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もうこの辺りは完全に山岳道。ゴツゴツした苔生した岩の間をすり抜けるように登っていきます。

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シデの並木が立ち並ぶ中、再び老木に遭遇。ちょっと一息。老木の空いた穴に顔を出しお茶目に笑うタクフェンくん。

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大分標高上げてきましたね。青空が見えだしてきました。杉峠まであとひと息です。

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ガレ場を通過。かなり大きな岩がゴロゴロしてます。バランスを崩さないよう注意して通過しましょう。

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ガレ場を過ぎたあたりから、いままで目に付かなかったのか、陽に当たってきたからなのか、登山道脇に咲くお花が目立ってきました。

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疲れた身体に癒しを与えてくれますね。可憐です。

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道は更に渋川に沿って伸びています。沢沿いに歩いていきましょう。

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「一反ぼうそう」の案内板。枝を広げている長さが一反ほどあることから名付けられたそうですが。

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なるほど見事な木ですね。遙かな時代を感じさせる木です。

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青空に向かって伸びる枝。

さぁ、イブネへの分岐である杉峠まであとひと息です。時間にしてあと30分くらいか。青空も見えてきています。もうひと頑張りしていきましょう。

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大木と、新緑の覆う登山道を総勢9人のメンバーが杉峠を目指します。
千種街道、中々素敵な道でしたね。杉峠まではまだあと少しありますが、この続きは第二幕でお伝えしたいと思います。お楽しみに。

※ 第二幕の記事はコチラ

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--本日の山行ルート(千種街道)--
08:10 甲津畑登山口 発
08:32 千種街道起点
08:35 杉谷善住坊のかくれ岩
08:38 杉谷善住坊のかくれ岩 発
09:08 甲津畑、避難小屋
09:17 甲津畑、避難小屋 発
09:40 大峠分岐(仮称)
09:44 ツルベ谷出合
09:57 蓮如上人旧跡
09:59 蓮如上人旧跡 発
11:04 一反ぼうそう

以降、第二幕へ。

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えれぇこった2号

ぼのさん
おはようございます♪
同じ日に同じような場所に居たんですよね!
雨乞岳から杉峠に降りてきた時、イブネまでピストンしようか?って悩んだんですが、旦那がイブネは銚子ケ口とテン泊が良いよって言うからそのままコクイ谷へと降りたんですよ!
もしも行ってたら途中で必ずお会いしてましたよね!
甲津畑登山口から杉峠まで3時間以上かかるんですね!

今度登る時にまたblogで詳細を確認させてもらいます!
by えれぇこった2号 (2018-05-05 08:53) 

ぼの

えれぇこった2号 さま、
こんばんわ。GWはいかがでしたでしょうか。
私は毎年恒例ですが、がっつり仕事でしたので、
明けてから休みをいただこうかと思っております。

さて、なんと同じ日にこんなに近くにいらしてたんですね。
銚子ヶ口からイブネも面白そうですね。
そうそう、甲津畑から杉峠はしっかり歩けばもっと早く着くと思います。
私たちは持ち時間を目いっぱい使ってのゆっくりのんびり山行でしたので…(笑)。
by ぼの (2018-05-07 00:10) 

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