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2018.02.01 雪の入道ヶ岳周回登山。昨年のリトライ登山踏破! [山歩き]

昨年の1月24日、まさかの豪雪により、北の頭までも辿り着けずに無念の撤退を余儀なくされた三重県は鈴鹿市に鎮座する入道ヶ岳。
その無念さや如何に! ってわけでもないのですが(笑)、やはり今年こそは雪の入道ヶ岳をリトライないと! と思っていました。そして、ついにその日がやって来ました。

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今年はまずここ数日の山と、登山された方の情報を調べ、入念な計画を立てました。昨年同様雪の状態や各個人の体調によっては途中撤退も視野に置きます。
ただ、今年はどうやら山自体は大丈夫みたい。当日が待ち遠しいです。
今回はメンバーに、前回苦汁を一緒に呑んだ山友、イバッチさんの地元の経験者の方にご同行戴き、万全を期しての登攀。いよいよです。
ルートは、昨年のルートと同様、椿大神社の登山口から北尾根ルートで北の頭を経由して山頂へ。下山は二本松ルートで周回する計画です。

※ 前回の無念のリタイア山行の模様はコチラをご覧くださいませ。

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入道ヶ岳(にゅうどうがたけ)は、三重県鈴鹿市にある標高906 mの山で、鈴鹿山脈に属し、鈴鹿セブンマウンテンおよび近畿百名山のひとつに数えられています。 山頂付近はなだらかな草地(笹原)が広がり、山頂付近の馬酔木の群落は、三重県指定の天然記念物に指定されています。
また、この山は椿大神社(つばきおおかみやしろ)の御神体で山頂に鳥居、山頂から北西約300mに奥の宮に祠が祀られています。 春期(5月)と秋期(11月)に行われる大祭で禊の終わった白装束の信者が、自然の恵みに感謝を込めるために以下の北尾根道を登って奥の宮に御参りするお祭りがあるそうです。このお山も修験の山なんですよね。


集合時間8時前に鈴鹿市の椿大神社にある登山者用駐車場に到着。メンバーさんが集まり次第、登山口へ向かいます。

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先ず登山口でもある椿大神社で安全登山の祈願を。昨年はこの神社付近もものすごい豪雪で、とにかく歩行も大変な状態でしたが、今年はここまでは全く雪もなく、楽に歩くことが出来ましたよ(笑)。

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椿大神社本殿にて安全祈願のお参り。ここは三重県下でもかなりの由緒ある神社なのだそうです。荘厳なる雰囲気です。寺社仏閣好きにとっては一度じっくり神社散策もしてみたいところですね。

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さてさて、いよいよ入道ヶ岳、北尾根ルートの登山口である愛宕社鳥居前に到着です。さぁ、登りましょう。

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いきなりの急階段。しかも長い(苦笑)。既にここで汗まみれ状態に(笑)。やっとの思いで愛宕社の祠へ到着。この北尾根ルートは一番最初のこの階段がもしかしたら一番辛いのかも(笑)。

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愛宕社 祠の裏側からスタートです。ここから雪はありましたが、もう大分地面が見えてますね。ここ2~3日、ちょっと暖かかったからなぁ…。

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雪の樹林帯を登ります。

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この北尾根ルート、北の頭までは結構な急勾配。そして所々に岩場、そして木の根が出ています。雪が付いているとはいえ、要注意です。慎重に登っていきましょう。

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急勾配の登山道を一旦登りきり、なだらかなところに。この辺り昨年は凄かったなぁ。

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この木の根のトラップが曲者。よく引っかかってコケるんです(笑)。アイゼン履いていると特に引っかかりやすい(苦笑)。今回もここまではノーアイゼンでしたので、大丈夫でしたが…

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避難小屋に到着。ここでちょっと休憩。山頂まで、あと1.3㎞。昨年はここまで来るのに2時間半はかかったなぁ。

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休憩後、再び登攀開始。小屋から上もまた急登。でも昨年と違い腰までは埋まりません(笑)。この辺りで腰ラッセル状態でしたから(爆)。昨年に比べ、楽と言えば楽なんですが、それでもこの急勾配は結構辛い(笑)。

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昨年苦労した登攀を今年は楽に歩けています。昨年のこの辺りはとにかく物凄く雪が積もっていて、脚を踏み入れる度にズボズボと踏み抜いてしまう有様でした。酷い時には胸の位置までハマってしまう所も…(苦笑)。今年は全然ですね。…というより昨年が異常だったのかも(笑)。

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で、いよいよ馬酔木のトンネルに入ります。この馬酔木(アセビ)の群生は、三重県指定の天然記念物に指定されている名所。春になれば馬酔木の可憐な花々がトンネルを作ります。この時期にももう一度立ち寄ってみたいですね。

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今日は意外に雪の状態も良く、フカフカでここまでノーアイゼンで登れています。

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馬酔木のトンネル通過中。気持ち良くて、つい笑みがこぼれますね。

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馬酔木のトンネル抜けました。一気に視界が開けます。

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右を見れば、鎌ヶ岳と御在所岳が仲良くドーン!

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左を向くと、入道ヶ岳山頂が。微かに山頂の大鳥居が見えますね。

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また、歩いてきた方向を振り向くと、鈴鹿の街並みを眺めることが出来ます。

馬酔木のトンネルを向けた時点で、あれ?メンバーが四人しかいない…。鈴鹿のお師匠さんは?

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あれ?師匠は? と振り向くと、今回同行戴いた師匠さんがノートレの普段は登山道ではない所にトレース付けをしていました(笑)。 フカフカの雪で気持ち良さそう(笑)。

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遂に北の頭に到着。ここが一番気持ちいい♬
多分入道ヶ岳山頂よりも見晴らしが良いかもしれませんね。

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再び鎌と御在所がドーン!
ここからは何の障害もなく、鎌ヶ岳と御在所岳の雄姿を眺めることが出来ます。本当に素晴らしい。

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大好きな鎌ヶ岳と御在所岳を背に一枚撮ってもらいました。
もうここで充分! って感じになっちゃいますね。暫くこの景観を楽しんでみましょう。

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鎌ヶ岳と御在所岳、何度でも魅入っちゃいます(笑)。う~ん、素晴らしい。

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こちらはこれから向かう入道ヶ岳山頂。あの頂へこれから向かいます。

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先ずは、北の頭から一旦下って奥の院(奥宮)へ向かいましょう。

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再び木々のトンネルを潜ります。本当はこの辺りからスノーシューに履き替えたかったのですが、所々このような樹木の間を抜けていくので、今回はあまり出番が無さそう…。

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抜けたところに奥宮。春と秋にに行われる大祭で、禊の終わった白装束の信者が、自然の恵みに感謝を込めるためにこの北尾根登山道を登って御参りに来るそうです。
ここで再びお参りをして、いよいよ山頂へアタックです。

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目指すはあのてっぺんの大鳥居!
さぁ、ここからほんのちょっとですが、スノーシューを装着してアタックしましょう。

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遂に入道ヶ岳山頂に到着です。昨年のリトライを果たせました!

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山頂の大鳥居。しかしまだピカピカの新品。以前のは強風で倒れてしまって新しく建て直したのだとか。以前の方が情緒あって良かったのになぁ…。以前のように燻った色になるまではまだ相当の期間、風雨に晒されないといけませんね(笑)。

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とりあえず鳥居前でガッツポーズ!

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そして三角点タッチ。鈴鹿の御大お二方は参加していただけなかった…。ちょっと寂しい(苦笑)。

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山頂からの眺望。
あれれ? そうそう、山銘板が無くなってますね。どうしちゃったのでしょうか。強風で飛んで行ってしまったのかな?

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滋賀方面の山々はガスがかかってきちゃいましたね。

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生憎の天候でも雪の山々に雲が被さるこの景観は素晴らしい。 青空がなくてもこんなに情緒溢れる幻想的な眺望を楽しむことが出来ました。

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鈴鹿の街並みは綺麗に見えました。予報は曇りから雨、または雪とのことだったので、これだけ望めれば本望ですね。

さてさて、お待ちかねのランチタイム。風が強ければ少し降りてからいただくつもりでしたが、なんと奇跡的に風も無く、山頂でお昼にすることが出来ました。これもラッキーですね。

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食後の珈琲タイム。鈴鹿の山々に珈琲で乾杯♬ 至福のひとときです。

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最後に大鳥居を囲んで、同行の方々と記念写真。
山頂はいつも風が強い為、雪が積もっても風に飛ばされてしまうんだとか。

まったり山頂でランチを摂り、暫く談笑していましたが、そろそろ下山しないと時間が…。
と、ここで鈴鹿のお師匠さんから提案が。予定としてはこの後二本松ルートで下山のつもりでしたが、山頂直下の雪があまりにもいい感じだったので、ここから直滑降してみないか? とのこと。
余程の条件が揃わないとこんなことは出来ないそうなのです。勿論ルートはお師匠さんが心得ているとのこと。
但しアイゼンはダマになるため、外して下った方がよいとのこと。この急勾配を直滑降。ちょっと怖い気もするけど、面白そうです。全員首を横に振る者はいませんでした(笑)。決定です。

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さぁ、下山しましょう。山頂直下の雪の傾斜を大滑降です! その後、井戸谷ルートに合流し、下山という計画となっています。

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これがまた楽しかった! 目の前の絶景を見ながらの直滑降です。

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普段はこの場所は広大な笹の傾斜となっているところです。隔てるものが何もなく、気持ち良く下れます。

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楽しすぎて思わずガッツポーズ! 笑い声が絶えません(笑)。

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やはり言われていた通りアイゼン履いて下るとダマになる為、皆ノーアイゼン、ツボ足で滑降しました。所々で膝くらいまでズッポリはまってしまいますが、それがまた楽しい。

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思わず「岳」の島崎三歩よろしく、雪の傾斜を走ってしまいました(笑)。
ほんと、楽しすぎる♬

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そろそろ周りに樹木が迫ってきました。谷へ近づいてきています。速度を緩め、底にある岩や木の根に注意して進みましょう。

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雪の傾斜の大滑走、楽しかったです。
よっぽど雪の状態が良くないとこんなことは出来ないという、貴重な体験をしました。

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井戸谷ルートに合流です。ここからは沢に沿って下っていきます。

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谷筋の登山道。この景観も好きですね。

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雪まじりの滑る岩に注意して渡渉。

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登山口まで戻ってきました。
お疲れ様でした。雪の入道ヶ岳、楽しかったですね。

一年ぶりに漸く登れた北の頭から望む鎌ヶ岳と御在所岳の雄姿、そしてそこから望む入道ヶ岳山頂の鳥居は素晴らしかったです。山頂の雪は折からの強風で飛んで行ってしまって殆どなかったですが、この日は奇跡的に風も無く、快適な山頂ランチを楽しめました。
山頂意外の北尾根から北の頭、山頂直下から井戸谷までの間はモフモフ、フカフカの雪で素晴らしい雪山ハイクとなり、一年ぶりのリトライ登山は大満足で登ることが出来ました。
ご同行戴いた方々、本当にありがとうございました。
やっぱり鈴鹿の山々、好きです♬

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--本日の山行データ--
場所 三重県鈴鹿市山本町
距離 6.6km
最大標高差 732m
平均斜度 上り:21.8% 下り:25.1%
獲得標高 上り:775m 下り:729m
日時 2018年2月1日 08:09:29 ~ 2018年2月1日 14:27:39
所要時間 6時間18分10秒
平均速度 1km/h

--本日の山行ルート--
08:13 椿大神社第3駐車場 発
08:23 椿大神社バス停
08:29 椿大神社
08:34 愛宕社の鳥居/北尾根登山口
08:50 愛宕社
09:09 通報ポイント北尾根 2
09:24 北尾根の送電鉄塔
09:27 通報ポイント北尾根 3
09:37 通報ポイント北尾根 4
09:48 通報ポイント北尾根 5
09:56 北尾根避難小屋
10:19 通報ポイント北尾根 6
10:33 通報ポイント北尾根 7
10:45 通報ポイント北尾根 8
11:02 通報ポイント北尾根 9
11:13 通報ポイント北尾根 10
11:20 北の頭
11:30 椿大神社奥宮
11:43 通報ポイント池ヶ谷 10
11:51 入道ヶ岳山頂
12:32 入道ヶ岳山頂 発
13:25 井戸谷ルート合流
14:17 椿渓谷キャンプ場入口駐車場
14:23 愛宕社の鳥居/北尾根登山口
14:27 椿大神社脇 着

--関連サイトLink--
椿大神社
鈴鹿セブンマウンテン(Travel Note )

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ローリングウエスト

北陸の大雪とんでもないことになっていますね。ニュースに心配して一昨日お袋にTELしましたが柏崎も相当積もって大変なようです。小学校1年の時に体験した昭和38年豪雪(2階の屋根まで雪に埋もれた凄い大雪)を思い出しました。
by ローリングウエスト (2018-02-07 21:24) 

yuko

雪山にも行かれるんですか!
結構危険そうな道もありますが、しっかりルートが分かるように道しるべがあるんですか?
吹雪いた時が怖そうだなぁと思いました。
これからも道中気を付けながら楽しんでくださいね!

by yuko (2018-02-11 23:17) 

ぼの

RWさま、
ここ数年、二回まで積ることなんてなかったのに、今年は凄いですよね。
ご実家の方、大丈夫ですか? 心配ですね。
まだまだ当分寒気の猛威に脅かされそうですね。
by ぼの (2018-02-12 23:00) 

ぼの

yukoさま、
一昨年から本格的に雪のヤマにも登るようになりました。
…が、昨年までに一度しか山頂まで登ったことがなく、
殆ど途中撤退でした。
鈴鹿のお山も、昨年は豪雪で胸まで埋もれた状態でのラッセルで途中撤退。今回がリベンジでした。
登頂出来て良かったです。
ルートは先に登られた方のトレースを辿るわけですが、降雪で埋もれてしまうと自分で探すことになります。
最悪をいつも考え、行動して、「ヤバい」と思ったら引き返します。
お気遣いありがとうございます。今後も注意して登りますね。
by ぼの (2018-02-12 23:06) 

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