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2017.10.11 御嶽山再び。 中の湯(黒沢口六合目)から二の池、三の池周回 (其の一;黒沢口六合目から女人堂) [山歩き]

10月に入ったある日、「御嶽山登らない?」の誘いがきました。 え? 7月に登ったばかり…。
「今度は中の湯からだよ。二の池から三の池を周回します。」そういえば前回かなりゆっくり登ったので三の池は五の池山荘からしか眺めていなかったなぁ。でも…。
今回の山の誘いに若干躊躇したのは、実はあの噴火の当日、実際には面識はないのですが、私の知人のお友達親子が御嶽山に登っておられたらしく、不運にも事故に遭遇。帰らぬ人となってしまっていたからでした。
前回の御嶽山行は、反対側の濁河温泉からの登攀。その時もちょこっと躊躇はしていました。被災されたところは殆ど見ることなく登れたので、なんとか大丈夫だったのですが、今回の中の湯からの登攀は間近を通ることとなります。体力的には大丈夫かもしれないけれど、精神的にどうか…。
でも、いつかは登らないといけないなと思ってはいました。
遅かれ早かれ、一度はそちら側から登っておかなければいけない山。そして現実をしっかり見てきて、お参りをしたい。…ということで、慰霊登山というわけではありませんが、登ってみることにしました。

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ルートは黒沢口六合目登山口から女人堂を経て石室山荘へ。その後剣ヶ峰分岐から二の池、そして賽の河原を経て三の池へ至ります。帰路は三の池から大岩(鬼崩レ)を越え、女人堂へ戻るトラバースルートでの周回です。

尚、前回の濁河からの御嶽登山の模様はコチラをご覧ください。


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当日早朝、まだ辺りは真っ暗な午前3時過ぎ。地元を出発。午前6時位に登山口である黒沢口6合目の駐車場に到着しました。そこに向かう途中、山の峠道で観た夜明けは神々しく、とても綺麗でした。

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さて、黒沢口六合目駐車場に着いた我々は、早速準備して登山口へ向かいます。本日の同行者は、イバッチさんとアミさん。10月とはいえ、下界はまだまだ暑い日が続いていましたが、流石に標高1,800mまで来るとひんやり肌寒いです。御嶽山の紅葉は8合目より上はもう終焉だとのこと。もう一週早ければよかったのかな?

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さぁ、今年二度目の御嶽山登山のスタートです。先ずは八合目の「女人堂」を目指します。ルートはもうひとつ御嶽ロープウェイを使い、七合目から登る手もありますが、勿論自分たちは足を使い、六合目の登山口からひとつひとつ順番に登っていきます(笑)。

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本日のCTは9時間から10時間。頑張っていきましょう。まずは神社で安全登山。無事に帰って来れるよう、お参りします。

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お参り後、神社を抜けて登山道に入ると、いきなりの階段。実は濁河温泉側からの登山道同様、こちらの中の湯ルートも、八合目・女人堂まではほぼ全域にわたってこの階段が続くのだそう。階段…実はあまり好きじゃないんですよね(苦笑)。

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樹林帯の中、登山道に設けられた木製の階段を一段ずつ登っていきます。

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樹林帯に差し込む朝日が心地いい。 


間もなく、七合目・八海山支店(休憩所)に到着。ここで小休止です。

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もう既に汗が滴り落ち、ウェア調整で半袖になってしまいました…(笑)。

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紅葉はもうそろそろ終焉を迎えてきていますが、まだ所々紅く染まっていました。

小休止後、更に進んで、行場山荘に到着です。

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ここは "ちからもち" が美味しいことで有名なんだそう。この時間ではまだ営業してませんね。帰りにまだ営業されてたら、買って帰りましょう。
行場山荘を抜けると真横に行場跡。ここで行者さんが修行されていたのでしょうか。

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行場跡を抜け、更に登っていきます。徐々に傾斜がきつくなってきました。空を覆っていた木々が開けてきて明るくなってきました。ふと天を仰ぐと陽の光が眩しい。

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遠くの山々に雲が架かり、雲海になっていました。これは素晴らしい景観です。

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森林限界突破まであと僅かです。空がだんだん近くなってきました。周りの紅葉も赤から黄色へ。登山口周辺から七合目の小屋辺りは赤い色が多かったのですが、この辺りは黄色が目立っていましたよ。

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20日ほど前に木曽駒三ノ沢に登った時はまだまだだったので、じっくり色変わりを見ながら登るのは今年初めてかも。

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今年雨が多かったせいか、登山道も一部崩れかけていました。注意して渡ります。

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再び後ろを振り返ってみると、見事な紅葉と青い空! そして素晴らしい雲海を観ることが出来ました。

さぁ、いよいよ森林限界突破です。無限に広がる青い空が素晴らしい。

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そしてここから望む景観もいい感じですね。

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森林限界を越え、階段がなくなるといきなりゴツゴツした岩が目立ってきますね。そしてここからは先ほどまでの樹林帯の中とはガラッと景色が変わりました。

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ハイマツとゴツゴツした岩が目立つ登山道を進みます。樹林帯の中は階段ではありましたが、優しい感じのする雰囲気だったのに、ここからは男性的な荒々しさを持った雰囲気に変わってきています。
そして標高2,470m、"八合目・女人堂" までやって来ました。ここで休憩をとります。

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この女人堂は御嶽の山小屋の中で最も古く、明治初年から山小屋として営業されているそうで、それまでは非難小屋や修験者のおこもり堂として存在していた小屋。
"八合目・金剛童子" より先は神の聖域とされ、その昔は女性は登山を許されず、頂上を目指した男性達の帰りを小屋で待っていなければいけませんでした。登山が許されなかった女人達が参拝した御堂であることから「女人堂」と名づけられたと伝えられています。

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女人堂から望む御嶽山山頂が素晴らしい


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金剛童子。ここが俗世と神の聖域との境界。この先が神の聖域となります。その昔にはこれより先は、女人禁制となっていて、ここを「女人頂上」としていたそうです。

ここから望む眺望が素晴らしい! 今年も9月後半にはこの辺りが紅葉で真っ赤になっていたそうです。う~ん、残念でした。 ただ、それが無くてもこの女人堂の前からの眺望は素晴らしい。

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美しすぎて、三人とも暫く呆然と眺めていました。

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さて、女人堂前で素晴らしい眺望を観ながらしっかり身体を休めたら、いよいよ "神の聖域" に入っていきます。
しっかり呼吸を整え、九合目の石室山荘、そして剣ヶ峰を仰ぎ、二の池を目指します。
この "神の聖域" 巡礼の模様は、次回以降にお伝えしたいと思います。
ご期待を。

※第二章の記事はコチラ

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--本日の山行ルート (黒沢口六合目~八合目・女人堂)--
06:13 黒沢口六合目・中の湯 発
06:36 日野小屋跡
06:52 八海山支店
07:14 黒沢口七合目・行場山荘
08:15 黒沢口八合目・女人堂 着

--関連サイトLink--

御嶽ロープウェイ
木曽町観光協会・御嶽山
女人堂


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RW

御嶽山は10数年前のGWに山仲間3人で登り、スキー場まで登山靴グリセードで下ってきたことが懐かしい思い出です。知人のお友達親子が御嶽山に登っておられてあの噴火に遭遇されて帰らぬ人となったとは・・。実は小生の姪(当時、名古屋勤務)はあの日に御嶽登山をすることになっていたのですが急遽一緒に行く人の都合が悪くなって登山が中止になって命拾いしたパターンでした。人間の運命ってわからないもんです。
by RW (2017-11-30 20:31) 

ぼの

RWさま、
私の別の知人もたまたま用事が出来て山行キャンセルしたのが幸いだったと行っていました。
本当、被災された方々、そしてご家族御親類の方々には深くお悔やみ申し上げます。
by ぼの (2017-12-09 22:43) 

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