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2017.08.23~24 雨の後立山連峰 爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳縦走 第一章; 扇沢登山口より柏原新道で爺ヶ岳へ [山歩き]

漸く、この記事に取り掛かれます(苦笑)。
8月の後半、23・24日で後立山連峰の爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳を縦走してきたのですが、結論としては二日とも雨の洗礼をまともに受け、冷池山荘までは辿り着けたのですが、鹿島槍には登れず。山荘から下山という残念な結果となってしまいました。
ただ、この山行は、同行した方の強い要望で、実現した登山。「この山行は独りででも絶対に成し遂げたい」と以前から硬い意思で温めていた特別な企画で、どうしてもこの夏に歩きたかったというルート。実はソロで登る予定を立てていたそうなのですが、「独りより、気の合った仲間と!」という形で、それに同行する形で参加したものだったのです。

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山行計画としては、登山口である扇沢から取り付き、種池山荘を経て、爺ヶ岳山頂へ。その後、冷乗越を経由して冷池山荘で一泊。翌日ご来光後、鹿島槍ヶ岳へ登頂するという計画でした。下山は状況を見て、元来た道を戻るか、冷乗越から赤岩尾根を下る大谷原ルートを使って下山するかを決めることに。ただこの赤岩尾根はかなりの難所。充分リサーチして行動することにしました。

さてさて、結果は先に報告してしまいましたが(苦笑)、どんな山行になりますやら(^^;。

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山行計画でいくと、初日が登山口から種池山荘までが約5時間ちょっと。山荘から爺ヶ岳を経由して宿泊予定の冷池山荘までが約3時間半。合計8時間半強という長丁場なので、出発を前乗りして登山口近辺で車中泊しようということになり、前日夜半に出発。雨が少々心配ですが、楽しみましょう。
本日のパーティは、私とイバッチさん、そしてこの山行を計画したマナさんの3人。

岐阜を出発して安曇野ICを経て扇沢手前の大町温泉郷に到着したのが午前3時過ぎ。ここで少々仮眠をとります。やはり慣れない車中で寝るのは苦手だなぁ。シトシト降る雨も気になるし、殆ど寝れませんでした(苦笑)。

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午前5時頃、大町温泉郷のパーキングを出発して扇沢の駐車場へ。前夜の雨も何とか上がり、曇り空ですが、なんとか大丈夫そう。

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扇沢無料駐車場へ到着


車を降りて空を仰ぐと青空が! ラッキーです。

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準備をして、いざ出発です。駐車場から登山口までは車道を歩いて10分くらい。この道を反対側の扇沢駅方面に行くと、黒部ダムへ行けます。

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登山口の指標には爺ヶ岳まで4時間半。途中の種池山荘まで3時間半と書いてありますが、そんなに早く着けるのかなぁ。

爺ヶ岳(じいがたけ)は、富山県中新川郡立山町と長野県大町市にまたがる、飛騨山脈(北アルプス)・後立山連峰南部の標高2,670 mの山で、栂山、栂谷ノ峯、後立山、五六ヶ岳、爺岳、爺子岳の別称を持っているそうです。次の日に登る "鹿島槍ヶ岳" へは通常この爺ヶ岳を経由して縦走するのが長い道程ですが、安全で妥当なルート。その他には八方尾根から唐松、五竜、不帰の剣を経由して鹿島槍に登るルート、そして鹿島槍のみなら大谷原ルートで赤岩尾根を登ってくるルートもありますが、どちらもかなり難所だということです。
先ずは、種池山荘経由で、その爺ヶ岳を目指します。

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登山口で一枚撮ってもらいました。


さて、出発しましょう。先ず経由地の種池山荘へ向かいます。

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登山口から暫くはなだらかで緑豊かな登山道 "柏原新道" を歩きます。余談ですが、"柏原新道" は種池山荘の運営管理をしていた開拓者の柏原正泰氏にちなんだもので、氏が昭和39年から4年の歳月(実際には工事業者が3年で1500m、氏が個人で開拓した距離が1年で4800mだそうです)をかけて種池山荘まで開拓したということから名付けられた道だそうです。
昨夜降った雨で木々も瑞々しい…ですが、かなり蒸し暑くなりそう(苦笑)。

いきなり山に咲くお花に目が向いてしまう…(笑)。今回も中々前に進めない登山になる…のかな?(笑)。

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登山道を歩いていると、所々に坂の名称が掲げられています。

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この辺りは「モミジ坂」。紅葉の時期は綺麗なのかなぁ。それも観てみたいですね。

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徐々に高度を上げていきます。と同時になにやら怪しげな雲も高度を上げてきました。うわっ、大丈夫か?…心配(苦笑)。

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う~ん、やはりちょっと雨も降ってきました。まぁ、いまのところ小雨程度なので、ザックカバーだけ被せて登りましょう。

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降ったかと思えば、晴れ間も射したり…。不安定な天気です(涙)。

さ、ここから少々険しい道になっていきます。注意を促す看板がありました。

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いよいよ本格的な山岳道になっていきます。

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蒸し暑いけど、気持ちの良い登山道です。

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所々に咲く山のお花も可憐で可愛い(笑)。

さてさて登山道は、道に大きい石や岩が目立ち始め、険しくなってきます。

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天空に登っていくような感じで伸びていく登山道。気持ちいいなぁ。

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眼下の景観を観ると、あれあれ、やはりどんよりした雲とガスが…

この辺りから崩落や落石などが起こる可能性があるようなので、注意して歩きます。

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でも、後ろを振り返ってみると、なんという素晴らしい景観なのでしょう。立ち込めてきた雲が迫力満点です。

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マナさん撮影


ゴツゴツした岩の道を滑らないよう、一歩一歩注意して登っていきます。特に雨が降り出してきたので岩の上などは要注意!

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登山道はこんな感じでツルッツルの岩場


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"アザミ沢" 通過。そういえば、さっきもアザミが咲いていたし、この辺りはアザミが良く咲くのでしょう。
沿道に咲くお花も綺麗です。

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線香花火のようなお花


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気になる花を見つける度に立ち止まって脱線してしまいますね(笑)。

眼下の景観を眺めてみると山の稜線に雲が架かって、これまた幻想的です。雨模様の山も、こんな幻想的な景観を楽しめるので、それはそれで堪能できますよね。

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さぁ、種池山荘までの道程の中で最も注意が必要な場所まで登ってきました。ガレ場の斜面を歩きます。

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目の前の登山道が崩落していました。滑り落ちないように注意して渡りましょう。

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渡り終えて改めて振り返ってみると、凄い状況でしたね(苦笑)。 ちょっとマナさんが躊躇しながら渡っています。慎重に!

難なく渡りきり、再び歩きやすい登山道に戻りました。ほっと一安心。さぁ、種池山荘までもう一息。そろそろ、森林限界を突破する頃ですね。

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この坂を登りきると、森林限界を突破です。

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漸く森林限界突破です。しかし、無情にも雨がまた強くなってきました。 本来なら青い空が一面に見渡せる筈なのですが、白い…(涙)。

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この辺りから、予習してきたガイドブックによると、綺麗なお花畑なのですが…。真っ白で視界悪いですねぇ。

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強まった雨に体温を奪われるといけないので、レインウェアを着込みます。

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無念の雨でも上機嫌なマナさん♪ そんな表情を見ると、自分もほっとして嬉しくなりますね。雨でも楽しい山行ならそれでいいんです!(^^)v

近くでよく見ると、やはりお花畑です。綺麗で可憐なお花が所狭しと咲き誇っていますね。

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雨に濡れたチングルマ

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雨に濡れ、瑞々しくなったお花たち

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晴れていたら、素晴らしい景観だっただろうなぁ。それが残念…。

薄らと種池山荘の屋根が見えてきました。もうすぐです。

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午前11時10分、種池山荘に到着です。登山口から4時間ちょっと。やはりちょっと掛かりましたねぇ(苦笑)。登山口にあったコースタイムはやはり早過ぎですよね(笑)。

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登頂ではないですが、到着を記念して一枚。この種池山荘から右へ行くと爺ヶ岳。左へ向かうと針ノ木岳へ通じます。針ノ木岳も行ってみたい山ですねぇ。

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いや、それにしてもかなりの雨が降ってきています。ここからの眺望も凄くいいそうなのですが、全く見ることが出来ません。

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山荘前のテラスも雨でグチャグチャ。一旦雨宿りをして、様子をうかがうことにしましょう。

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山荘内で休憩です。中には結構な人達が雨宿りしていました。急に体が冷えてきたので、暖かいものを注文。自分はお腹が空いたので、中華そばをいただきました。疲れた身体には程よい塩分で、しかも暖かく、いいエネルギーが注入できました。

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山荘内で雨宿りしている方々のお話だと、昨日も結構な雨だったそうで、このところ全く天気が読めないそうです。中には、ここに今日泊めさせて貰って明日下山することにしたグループや、このまま雨が弱まるのを待って本日中に柏原新道で下山しようとする方もいらっしゃいました。
どうするのか自分たちも緊急会議。
一応、鹿島槍直下の "冷池山荘" に宿泊の予約はとってある…。どうするのか。このまま撤退か、冷池山荘まで行くのか、難しい選択。
協議の結果、雨が弱まれば、とりあえず爺ヶ岳は登頂。その後また雨脚が強まれば引き返し、大丈夫なら冷池山荘まで進むということに満場一致(と言っても三人ですが--笑)で決定。
雨が弱まるのを待ちます。

という所で、今回第一章はここまで。
第二章では、爺ヶ岳山頂を目指します。その爺ヶ岳では思いもよらないご褒美が待っていました。ご期待ください。

※ 第二章の記事はコチラ

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今回の山行に使用した地図


--本日の山行ルート(扇沢登山口から種池山荘)--
06:26 扇沢駐車場 出発
06:34柏原新道登山口 (扇沢登山口)
08:00ケルン(柏原新道)
08:14 駅見岬
09:29 水平岬
10:20 富士見坂
11:45 種池山荘 着

--関連サイトLink--
爺ヶ岳(ヤマケイ・オンライン)
鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳・鳴沢岳・針ノ木岳へ行こう(冷池山荘 種池山荘 新越山荘)


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コメント 2

tsun

ラーメン、さぞかし美味しかったでしょうね。
by tsun (2017-10-04 11:59) 

ぼの

tsunさま、
本当、冷えた身体にグッときました(^^)v
by ぼの (2017-10-06 23:37) 

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