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2016.07.20~21 今年初のテント泊登山は、南八ヶ岳・編笠山と権現岳 (後編 : 二日目、権現岳登頂から下山 ・ 其の一 権現岳登頂) [山歩き]

今年初のテント泊登山、南八ヶ岳は編笠山と権現岳。 初日は青年小屋のテン場で幕営し、編笠山に登ってまいりました。 一夜明けて二日目は権現岳へ登ります。
時間があれば、初日に変更して行けなかった西岳にも行ければいいな…なんて。
ところが朝起きてみると…

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※前回の記事はコチラ


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朝、起床は4時。…と言っても、なんか2時間おきに目が覚めていましたので、なんか "よく寝たぁ~" という感じはしません(苦笑)。
テントから抜け出し、背伸びをする…。まだ全体的に明るくはなっていませんが、よく見るとどうもあまり天気は・・・よくありませんね~(苦笑)。
明るくなるにつれ、全体が見えてきたのですが、完全に靄っています。 テン場で幕営していた人たち(といっても自分を含め三人ですが)も徐々に動き始めてきています。
昨日登りで一緒だった方がもうテントを撤収し始めています。 聞くと、今日昼までには赤岳に登りたいとのこと。お別れのご挨拶をして、私はもうちょっとゆっくりします。 そういえば昨日10時くらいに結構雨降ってたなぁ。
この辺りは水はけが良いらしく、あまりぬかるんではいなかったけど、山はどうなんだろ・・・。
朝の珈琲を沸かしながらそんなことを考えていると、幕営していたもう一人の方が、権現岳に向かって出発しました。
ま、今日の予定はゆっくりとってあるので、まったりと朝食タイムを摂ってからの出発にいたしましょう。

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さぁ、朝ごはんもしっかり食べたし、それでは権現岳に向かいましょうか。 曇っているけど雨が降らなければいいや。
午前5時50分、出発です。

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権現岳の指標通り、まず林を抜けます。林を向けると徐々に斜度が上ってきました。 陽が上ってくると、靄も切れてきました。これはひょっとして天気よくなるかも…

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林を抜けて振り向くと、昨日登った編笠山が真正面(真後ろ?)にド~ンと見えます。 こうやって見てみると、八ヶ岳連峰と呼ばれながらも山の形から独立峰とみられるということがよくわかりますね。 しかし、30分強で登れたような気がしましたが、結構高い山のような感じがします。 周りになにもないからなのかな。

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さて、前を向いて権現岳に向かいましょう。 登山道はハイマツと笹の中を一本まっすぐに伸びています。

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視界が開け、向かう山を仰ぎ見たのですが、権現岳方面はなんと、雲にすっぽりと隠れてしまっています。
ちょっと不安が頭を過ります…

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前峰のギボシも真っ白…

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前回の木曽駒登山を思い出してしまいました。 「今年は不運続きか…。」 このところ、登攀する度、雨か曇って真っ白なんですよね。 ちょっとショックですが、雲に覆われた登山道も幻想的で良いかもと言い聞かせて、山歩きを楽しみましょう。 登山道に咲くお花も綺麗です。

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のろし場まで登ってきました。ここからは稜線歩きになります。

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武田信玄がここにノロシ場を作ったことからこの名が付いたと言われています。 ここから望む権現岳が八ヶ岳の中では屈指だといわれているのですが、残念ながらご覧の通です。

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周りの絶景だと言われている景観も全く見ることができない状況…。

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とここで、朝権現岳に先に向かった方が早くも下山してきました。 山頂の様子をうかがったのですが、やはり真っ白だったとのこと。 ただ、もうそろそろ雲も切れてくるかも、ということです。 その言葉を信じて登っていきましょう。

さ、これから西のギボシを越えます。 権現岳に至るまでにこのギボシと言われる東西二つの山を越えなければいけません。そしてここから、岩稜帯のガレた登山路が続きます。 細心の注意が必要ですね。

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西ギボシに至るガレ場を慎重に登ります。のろし場から一旦下り、一気に急な斜面を登っていく形になります。
途中で振り返ってみたのですが、結構高度感がありますね。

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少々登りがきつくなってきたところで、鎖場です。左から登って右方向にトラバースしていきます。 鎖はあるのですが、登山路の幅は狭くはないので、鎖は要らないような気もします。 実際ここでは掴まりませんでした。

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すると右手の視界が一気に開け、この絶景!

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運よく雲が引いて、素晴らしい景観を眺めることができました。 ん~素晴らしい!

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西ギボシを越えたところで、こんなに良い眺望ができました。 そして真っ白だった雲もご覧の通り、素晴らしい眺望に色を添えてくれたような感じで、幻想的というよりも美しい…。

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西ギボシを越えたところで、東ギボシを背に一枚♪


ここで暫く休憩を兼ねて、この美しい景観を堪能します。 取り付きを少々遅らせてよかった。 早くに出発していたら、こんな素晴らしい光景は見れなかったんじゃないかと思います。

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登山路脇に咲くシャクナゲも朝日に当たって輝いていますね。

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さぁ、西ギボシを越えると、一旦また下って今度は東ギボシへ登り返します。

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西ギボシの山頂から少し下って再び登り返します。東ギボシの東面をトラバースしていきます。 この傾斜はまだそんなにきつくはありません。

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斜面に咲くお花も可憐に咲き誇っていますね。 昨夜から朝方に降った雨のおかげで、お花が瑞々しい。

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と、後方の西ギボシ方面を振り返ってみると、人影が二つ。 よく見ると、昨日編笠山でお会いしたご夫婦のようです。 先方もコチラが確認できたとみえ、大きく手を振ってくださいました。 こちらもそれに応えます。 いいですね、こういう感じで山で知り合えた方と再会できるのは。 嬉しいです。

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さて、私の方はこれから東ギボシの核心となる急斜面のトラバースにかかります。 ここは要注意。 登山路も靴幅ほどしかない為、相当の注意が必要となり、慎重にトラバースします。

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しかし、道が険しくなればなるだけ、景観が美しくなるというのは本当なんですね。 この絶壁の斜面から望む景観はたとえ曇ってきたとはいえ、美しい…
最後の70度ほどある岩場を登りきると東ギボシの頂点です。

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鎖場の鎖を使い一気に登り詰めます。

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東ギボシの頂点に立ちました。ここから望む景観も素晴らしい。

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雲もずっと下の方へと引いてくれ、素晴らしい空の青と雲海も体感することができました。

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前方は残すところ権現岳のみ。ギボシから少し下がったところに権現小屋が見えます。 ここでまた、記念撮影を権現岳と権現小屋を背に…。 勿論自撮りで(笑)。

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少し下がったところで休憩しましょう。 しかし、この稜線からの景色は最高ですねぇ。 いままで登ってきた疲れが一気に吹っ飛ぶような景観です。
向かって左側には八ヶ岳最高峰の赤岳が望め、右側には南アルプス。 遠くに鳳凰三山も観えました。

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主峰赤岳と赤岳への縦走路


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雲海が素晴らしい・・・


バックに青年小屋と編笠山、そしてそのずっと向こうに鳳凰三山が。

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どこを眺めても山の美しさが際立ちます。 只今ここまで登ってきたご褒美をいただいています(笑)。

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ゆっくり山の景観を楽しんでいると、先ほど西ギボシで見かけたご夫婦が追い付いてきました。権現小屋の前で、暫し談笑。 再会を喜びます。 しかし、こんなに晴れて良かったですね。登りはじめはこんなに晴れるとは予想だにもしていなかったのですが。 ご夫婦もそんなことを言われていました。
この場で、記念に写真を撮って戴き、ここから山頂まではご一緒することに。

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青年小屋&編笠山をバックに写真を撮って戴きました。


権現岳直下の赤岳へ向かう縦走路分岐に到着です。この分岐からは三ツ頭へも向かうことができます。

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分岐を経て、前方を見やると、あれが権現岳山頂。 もう少しですね。

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山頂直下に到着。 山頂は岩場になっていて人ひとりがよじ登れるだけのスペースになっています。 なんか槍ヶ岳っぽいですね、ここだけ見ると…(笑)。 と言っても、まだ行ったことないですが(^^;
折角ですから、先にご夫婦に登ってもらいました。

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そして自分の番、しっかりと足場を確保してよじ登っていきます。 これが山頂。 午前7時46分、 権現岳(標高2,715m)登頂です。

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一番てっぺんでポーズ♪

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権現岳山頂から見える360度の大パノラマ! 絶景をお楽しみください。

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遮るものは何もない、天空の頂上…。本当に素晴らしかった。 諦めずに登ってきて良かったです。そしてこんなに晴れてくれて…。 暫くこの贅沢なパノラマをじっくりと堪能。この目にしっかりと焼き付けておきましょう。

暫くするとまた急に雲が立ち込めてきて…。 なんだか山頂にいる間だけ雲が途切れてくれていたような、そんな感じでした。本当にありがたい。

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さぁ、ピークも踏めたし、素晴らしい景観も存分に堪能できたし、下山を始めましょう。
テントも撤収しないといけません。 そういえば、お腹も減ってきました(笑)。…朝ごはんしっかりと摂ってきたのに(笑)。 テント場のある青年小屋まで来た道を再び戻ります。

テント撤収、そして下山の道は次回、後編・其の二へ続きます。 どうぞお楽しみに。

※続きはコチラ

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--本日の山行ルート(後編・其の一)--
二日目
05:50 青年小屋出発
06:21のろし場06:35
06:55 西ギボシ
07:18 東ギボシ
07:34 権現小屋
07:35 縦走路分岐
07:46 権現岳
08:01 権現小屋
08:11 東ギボシ
08:28 西ギボシ
08:42 のろし場
09:06 青年小屋到着


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コメント 3

RW

おめでとうございます!期待していなかった天気が予想外に回復して頂上で絶景を恵まれた時の嬉しさと言ったらこれ以上ない喜びですね。行いがいいからです!
(PS)ツェッペリンの真骨頂であるハードロックの初期名曲「胸いっぱいの愛を」、Ⅰ~Ⅲの数々をお届けしております。ついでに封印し温め続けていたRWの「胸やけ一杯の愛」の狂熱LIVE・恥姿も・・(苦笑)

by RW (2016-08-13 06:36) 

ぼの

RWさま、ありがとうございます。
本当、取り付いたときの真っ暗な空が山頂に近づくにつれ、快晴に向かって行く様は、もう何ともいえませんでした。

を、ZEPPですか!
早速伺わせていただきますね。
by ぼの (2016-08-16 00:35) 

RW

ZEPへの熱い思い・深い愛情がひしひし伝わってきました!

by RW (2016-08-16 06:02) 

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